私の知り合いの1人暮らしのおばあさんから、最近石油ストーブが臭くなって困っているんですよと話がありました。
石油ストーブはファンヒーターです。
石油ストーブが臭くなるにはいろいろな原因があるようです。古い石油を使っているとか、もちろん機械的な故障とかありますが、まず一番の問題は不完全燃焼だと思いました。
今までは正常に動いていたのだが、ある日から臭いが気になるようになってきたようだ。
ただ、石油ストーブをつけた時あるいは消した時などにはどうしても炎が不安定になるので不完全燃焼が生じて臭みが出るということは仕方がないようです。
しかし通常利用している時に匂いがしているというのは、石油ストーブが不完全燃焼していることが主に考えられます。
私の所でも以前ありましたが、不完全燃焼の原因は、石油ファンヒーターの裏面についているフィルターに埃がついて風通しが悪くなってきたのが原因でした。
フィルターを綺麗に掃除してやることによって臭みがなくなったことがありました。
多分、今回のおばあさんの部屋の場合もその状態だと思いましたので、そのおばあさんに方法を説明してあげました。
その後、そのおばあさんに会いましたので、どうでしたかと聞きましたら、おかげさまで直りましたと感謝されました。
単純なことですが、フィルターはその部屋の状況により清掃周期は違うでしょうけれども、時々掃除をしてやることが大切です。
見た目ではまだまだそんなに詰まっていないようでも、その風量が少しでも減ると匂いが出てくるようですので早めの清掃が良いです。
通常は引っ張ったりすると簡単にフィルターが外れますので、水道のあるところに持って行って水を流しながら、歯ブラシなど丁寧にこすると、埃が綺麗にとれます。
水で流しながら埃を取った後はティッシュペーパーできれいに水分を取れば清掃完了です。
そしてストーブに取りつければ、不完全燃焼が直りり臭みがなくなります。
これをやってもダメな場合は、機械的に問題がおかしくなっている、と考えられますので修理屋さんにお願いした方が良いと思います。
石油ストーブは買うと説明書にフィルターは時々清掃してくださいということが書いてあります。特に年配者あるいは仕事に忙しい方などは多分なかなかやらないのでそういう原因になると思います。
簡単なことですが先日こんなことがありましたので書きました。
このファンヒーターの臭いは、この臭いにより気持ちが悪くなったり、空気が汚れているので体の調子が悪くなることもあるようですからやっぱり早めに対策をとるのが良いと思います。
この臭みが出てから急に体がおかしくなるというものではないらしいですからそんなに心配はないようです。
しかし体には良くないと思います。