ボケ、人間人生の週末を迎える頃、殆どの人がなる病気?と言うかこれが普通か・・・・
もう他界した私の母親、私が見ていたのでそのボケが良く分かる。
ある時の話・・・・
その時の母親の年齢はもう90過ぎていた。
ある日、母親を連れて近所のスーパーに買い物。母親は買い物カートを押しながら、食品を物色中、私は見ていなかったので分かりませんが、どうも誰かに押されたみたいで腰あたりが痛いと言う。
家の帰ってきても、痛いと言う。まあ歩けるし、1日様子を見ようとそのまま。
次の日、また同じく痛いと言う、前日よりもひどいようだ。これはまずい! すぐに整形外科に連れて行き、診察してもらった。
レントゲンを撮ったりしたが、まあ少しの問題はあるが、医者の言うには別にこの年ならこのくらいは問題ないだろうと・・・
しかし、次の日も次の日も痛がって仕方がない。本当の困った。医者へ行きたいと言う。
もしかしたらヤバイかもと、兄弟親戚を呼んだ。
痛みは全く治らないので、3,4日後また、整形外科へ行って先生に診てもらった。先生は異常ないと言う。
先生曰く、来てもらってもどこも悪くないから、困ると・・・ 叱られた。
本当の困り果てた。まあ痛くて死にそうとは言うがとりあえず、飯を食ったりとか生活はなんとかできている。
実は私、その後1週間後に1週間の海外旅行が予定あり、場合のよってはキャンセルかと!
海外旅行の間、ディケアーしてもらってる老人ホーム(施設)に預けてお願いする事に。
そして旅行当日、施設に預けてお願いしました。そして実は腰あたりがすごく痛がるのお願いしますと、担当スタッフにお願いしました、
旅行中は何かがあっても良い様に、常に携帯電話は受けられるようにしていました。
旅行中、施設からは連絡もなく、良かったなあと、自分は一安心でした。
で、海外旅行から帰ってきて直ぐに施設に行き、母親を引き取りに・・・
スタッフに母親が痛がり大変だったでしょうと聞くと、施設のスタッフは、いえ、何も言わなく元気でしたよと・・????
はあ??あれだけ家では痛い、痛いと言ってわめいていたのに、なんでえ~???
そうか、母親、子供のガキの様に甘えてるんだ。
私が海外旅行に行くと分かっていたので、痛い、痛いと言っていたんだ。まあ、本人は本当に痛いと言う症状があったかも知れないが、精神的なもので、子供が学校行くが嫌だと腹が痛くなると言うヤツ、あれと同じだ。
母親を自宅に連れてきて、この~!怒ってやったが、あまり効き目はないようだ。なんか旅行から帰ってきた私の顔を見たら、また痛いと言っていたが、放っておいたら、2日程たったら何も言わなくなった。
まったくも~ ボケと言うかなんと言うか・・・まあ、こんな事がありました。
その後は私が何日か連続で出かける事があっても言わないで出かける様にしてました。
きっと今頃天国で笑っているだろうなあ・・・