【お蕎麦屋さんには人には言えない苦労がある・・・】お蕎麦屋さんで大変なんですね、あれだけのものです美味しい味を出さなくてはいけないのですから。うるさいそば通が多いですからねえ・・





私も皆様と同様にそばが好きであちらこちら食べあるきます。

あるお蕎麦屋さんの店主と話をした時に、 こんな話をしてくれました。

結構お蕎麦というものは、味は素朴ですので、作る人によってももちろん全然違いますが、その時の気温、湿度、水、水の温度などそして蕎麦を打つ人のその日の感覚などが違いますので、蕎麦を打った後の状態が違うそうです。

信州てうちそば

私もそういう話は他でもよく聞いていたのですが、 そういう意味で「ここのそばおいしいよ」と言われる様なお店にするためには、結構な経験と、それなりきの技術が必要なんでしょうね。

やっぱりその日によって違うために、お店に来られる常連のお客様の中には、 腰が固いお蕎麦の好きな方がいらっしゃいます。




ところがその日に限って、ちょっといつもとは柔らかめのお蕎麦ができてしまうことがあるそうです。

そんな時にそのお蕎麦を、お客様に出した時は、ヒヤヒヤだそうです。ちょっと小言を言われるのではないかと。

しかし、「美味しかったよ」と言われると本当に良かったと思うそうです。

一流の料理人になるには難しいんでしょうね。もちろんその人の持っているセンスもあるでしょうけれども、機械的な数値では表すことができない人間の感触、つまり経験などがあるんでしょうからね。

私はお料理というものは結果論として、食べてみたら美味しかったというものではないかと思います。

以前にある蕎麦屋に入ったことがありますが、その蕎麦屋さんのお蕎麦は、申し訳ないけれどもお世辞にも美味しいと言われるお蕎麦ではありませんでした。お蕎麦だけ食べてみるとこの味はちょっと問題だなというような感じ。

ところがそのお店のタレはものすごく美味しくて、風味のあるとても良い味なんです。

そのタレにそのままにそばをつけて食べると、これが絶妙な味になる。不思議なものですね。

味も素っ気もない素材に、工夫をした味付けをするだけで、とても美味しい料理になるということはよくあることです。もちろんこれが料理人の腕でしょうけれども。

いつも美味しい料理を食べたいと願っている私です。

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