今回はスマホのバッテリーの交換できる機種のバッテリーが縦膨張の話。
今回のバッテリーはネットで買った社外品。ネットで格安で売ってるバッテリーは結構いい加減な物が多く、あまり買わない方が良いのですが、値段が安いのでつい買ってしまう事が。(今回のバッテリーはまともかな?と信じて)
今回はこの写真のバッテリー、買ってから10回から15回程度の使った(充放電)のですが、これもまた膨張をはじめたのですこれは面白い事に縦方向に膨張。
トップの写真を見て下さい。普通ならこのケースにちゃんと入って充電出来るのですが、ケースに収まらない。伸びちゃったのだ。
スマホ本体には今のところぎりぎりで入ります。
買った最初は収まったんですよ。それがだんだんきつくなり、今日はとうとう入らなくなってしまった。
結論は、バッテリーは縦方向に伸びた(膨張)のだ。
いままでの膨張は平たい部分が膨らんできたのですがこれは違う。縦だよ!
こんな事もあるんですね。
別件、社外品のバッテリー容量の問題。
今回はこのページに掲載したバッテリー
純正品に比べ、価格は半分以下なのでつい手が出ることがあり・・・・
バッテリーの容量は3800mAh。これだけあったら十分だね。
このバッテリーは良くネットオークションで売られております。このバッテリーをスマホに入れて、0%まで使用して(バッテリー終わり)電源が切れるまで使用。
その後そのバッテリーを抜いて充電器に入れ、充電は充電電力積算計付で満充電になるまで計測する。充電電流が0になったところで充電完了とみなし、その時の積算電力計の値を見る。
今回のこのバッテリーの数値は↓の写真
数値は1221mAh。
もうお分かりになると思うのですが、バッテリー表記は3800mAh・・・・
この1221mAhが実際の値(ただしその時により数%の値の変化はあります)
いままでいくつかの社外品のバッテリーを使ってきましたが、ほとんどがバッテリー容量はウソの表記が多い。半分以下。
後で分かったのですが、中の電池は半分しか実装されておらず、あとは重みを入れあたかもバッテリーが入っているように重みを付けている。
そして、これ等の純正で無いバッテリーは100%充電して、ちょっと放置して、スマホに入れ使用してみると100%でなく90%とか80%くらいに減っている。
多分内部放電も大きい様だ。内部放電が多いと言うより容量が少ないから早くダウンすると言う事かも知れない。
だから体感的には純正バッテリーの半分以下の使用時間となる。
この状態は1年以上使った純正のスマホよりまだ悪い状態。
参考ですが新品一般的の純正バッテリー容量は表記値の70%位が一般的の様です。
また、全部ではありませんが、劣化進行が著しく激しいものもあり、以前買った社外品は数ケ月もたたない内に使用していると電圧降下を起こし、長い時間使用できない物もありました。
しかし、多少少な目でしたが、純正と同じように長く問題なく使える社外品バッテリーもありましたので、使ってみないと分からないのも現状です。
まあ、中国製でしょうから仕方ない。今の中国製品はまだまだですね。多分これから何年か経つときっと良くなると思います。
補足
計測器の信頼度ついてですが、純正の使用回数の少ないバッテリーを計測するとまともな値が出るので、確実に信頼おける数値かと言うと(安物なので)確実性の保証はできませんが、ほぼ参考になる数値だと私は信頼しております。
余談
私が子供の頃、戦争、戦後を生きて来たおじいちゃんから聞いた話ですが・・・
第2次世界大戦後、日本も復興しながらいろいろな会社が製品を作って輸出をしていたのですが、相当な粗悪品を輸出しいたと話を聞きました。
信用の問題になるからそういう事はしてはいけない。だから今日本製品が悪く見られてると・・・
今の中国、民族性の事もありますが、きっと今の中国はその昔の日本のその時と同じではないのでしょうか?多分日本も今の中国と同じ道を歩いて来たのでは??
その時代に住んで居なかったので詳しい事は分かりませんが、アメリカ製品をコピーして、粗悪品を作って輸出。そして今の日本があるだようだ。
中国も同じ道をたどっている様な気がする。