私の話ですが、若い頃しっかりと歯を磨いていました。しかしなぜかいつも葉茎から血が出たんです。そしたら歯医者から言われました、「あなたは磨きすぎ」だから歯茎が傷だらけだと・・・
確かに磨き過ぎて歯がすり減ってきているというところもありました。これはちょっと確かに磨きすぎだったようです。
それを聞いた私は、そんなに歯を磨いてはいけないものだと思い、その後は適当に磨くようになってしまいました。
それから何年かすぎましたら、歯が虫歯になったり色々具合悪い所がいっぱい出てきて、刺し歯にしたり虫歯を治したり色々でした。
元々自分の母親は総入れ歯だったので、私は歯の弱い家系に育ったようで歯は丈夫ではありませんでした。
それから何年か経った時に、歯茎から出血するようになり、完璧に歯槽膿漏ということになりました。
自分では歯槽膿漏とわかっていたのですが、まとりあえず生活には問題がないのでそのままで放っておいたのですが、これが大変なことになったのです。
今から2年くらい前のことなんですが、体がすごく疲れる。夜は通常に寝ているのですが、午後の2時とか3時頃になると疲れて眠くて仕方がない。
仕事はしていても時間的には調整すればなんとかなったので、昼寝をしていたのですが、年を取ると、こうにも疲れるのかなと思っていました。
また車の運転をしていても、少しの距離を運転するだけで、ものすごく疲れるんですね。この時に私は、歳のせいだと思い、年を取ると、こう言うになるのだと悲しく思っていました。
ところが
今まで通っていた歯医者さんに、自分が歯槽膿漏で、時々歯茎が痛くなるということを話したのですが、その医者は疲れるとそういうことになる。と言うことだけであまり対処してくれませんでした。
縁があって歯医者を代えることになったのですが、その新しい歯医者は私の歯を見るや否や、こんな歯槽膿漏で歯の根に膿が溜まった状態で放置しておくと、他の歯も蔓延し歯が全部ダメになるよと言われました。
そこで本当は歯は抜きたくなかったのですが、その歯医者の言うには、もうこの歯はダメだから放っておいても仕方がないから抜いた方がいいよと言われ、歯を抜くことにしました。
そして
歯を抜いたのでその歯の根元にあった膿は当然全部なくなり、出血も全くなくなりました。
すると
気が付いてみると、あんなに疲れていた体が、全然疲れない。午後にはあのくらい眠くなったのに全く眠くならない。
また車の運転も、以前は30分位の運転するとクタクタだったのに、今は何百キロの長距離運転しても元気ピンピンなんです。
こんなに変わるものとは思いもよりませんでした。
私の見解は
歯が歯槽膿漏で、歯の下に膿が溜まっていると、その膿を体は退治しないといけないのでエネルギーをすごく使うんでしょうね。だから体が疲れてしまうのだと思います。
私の場合は、単なる疲れで終わりましたが、これが少し体力のない方だと、他の色々な病気が出てくるのではないでしょうか。
話によると、こうした歯の悪いことによって他の病気が出てくる人もあるようです。
これは本当の話です。
私と同じような状態の方が、私の友人にもいました。彼はずっと体の調子が悪くていつも悩んでいたそうです。やっぱり原因は同じように歯にあり、その歯を治したら体がまったく調子が良くなったそうです。
ケースとしては全く私と同じでした。
私の場合、いつも疲れていた体がこんなに元気になるなんて嘘みたいです。
もしこれを読んでいるあなたに、歯槽膿漏があるようでしたらそれはすぐに治すのが賢明です。そのまま放置しておくと他の病気が発生する可能性があります。
それと今一つは、歯医者さんにもピンとキリがありますから良い歯医者さんに行くことが大事です。歯槽膿漏をちゃんと見て治してくれる歯医者さんです。
私の前に診てくださった歯医者さんは、虫歯など歯を治すだけで歯槽膿漏についてはほとんどと言っていいくらいに診てくれませんでした。ただ歯をよく磨きなさいということだけでした。
歯槽膿漏にならないために
歯槽膿漏にならないようにするにはやっぱり、食事の後などは歯を磨くということが一番良いようです。しかし場合によってはそういう環境にない場合があります。その時の方法は食事の後あるいは、甘いものを飲んだ時また食べた時の後は口をゆすぐことが大事だと思います。
それも口の中に水を含んでブクブクし結構強烈に口の中を水が回るようにして、食べかす、また歯茎の根本に着いたわずかな食べかすも残らないようにするのです。
他の方と一緒の時は、ちょっと見たくれは良くないので、人のいないところでやるほうが良いでしょうね。失礼にならないように。