本当にあったローカル線での珍惨事(小海線)

山梨県から長野県にかけて、八ヶ岳の東側を走るローカル線がある。小海線と言う。この電車はJR電車として日本の標高最高地点を通過する電車。

先日その小海線に乗ることがあり、ローカル線の風情を楽しんでいたら、珍事件が。

もちろん各駅停車の電車なので、それぞれの駅に止まる。

ある駅での事、どうもその駅の停車時間が長く10分位だっただろうか。

乗客の中に一人おじさんがいて、その方が駅に到着するやいなや、すぐ外に出て、煙草を吸い始めた。

多分常連と言うか、いつもこのローカル線を利用しているお客様なのでしょう。ここである程度停車時間があると言う事を知っているようですから。

どうも停車時間が少し長いようなので、私もちょっとホームに出て電車の写真を撮った。

これがその写真。↑

先ほど下りて、たばこを吸っている方はこの方↓

別にこの方を撮る訳では無かったのですがたまたま、たばこおじさんが写ったもの。

しばくして、電車のドアの閉まった。ところが、そのおじさん、のんびりし過ぎたのかそのドア閉まるのに間に合わず乗車できなかった。そして電車は走り出した。

おじさん走ってきて、ドアを叩いたがすでに遅し。

たばこのおじさん、ホームに取り残されてしまった。

思わず乗客が、ああああ!!

都会と違って、すぐには次の電車来ないのだ!次はいつくるやら??

しかし、なすすべはない。しばらくしたら車掌がやってきたので、その旨を伝えたら、「ええ!そうですか」と。

タバコ吸いのおじさんの荷物は、座っていた座席のところにある。

きっと、そのおじさん、「あちゃー!」なんて言っているのでしょうね、

本人にとれば笑い事ではないが、思わず笑ってしまった。ローカル電車ならではの珍事光景だ。

たばこおじさんのお荷物は次の駅で下して、たばこおじさんは次の電車でくると、車掌さんが丁寧に説明にきてくれた。

こちらの写真は野辺山高原を走る小海線の車窓から、雪をかぶる八ヶ岳。




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