長野県の軽井沢から諏訪に向かう途中、坂道で前に走っている、ホンダN360を発見。
目を疑いました。なんせ50年位前の車。スバル360につづく日本の大衆名車である。日本の軽四自動車の元の一つの様な気がする車だ。
塗装はやっぱりひどいらしく塗り替えられていました。
登り坂で相当ゆっくり走ってました。360ccの排気量の車なので遅いのか・・・
そこで止まってゆっくりと車を見せて頂きたかったのですが、登り坂の途中だし、そうはいかないので、追い越してきました。
その後途中の高原の休憩所の駐車場に止まり、写真を撮ったりしてると、その追い越して来たN360が駐車場の入ってくるのではないか。
近づいてドライバーさんと話が出来、この写真も撮らさせて頂きました。
N360は空冷エンジンのため、連続して坂道を登る時、エンジン冷却が追い付かず、オーバーヒートしてしまい、登り坂でスピードが出なくなったようだ。
このN360はもう50年近く前の時代の車だと思う。外車とか大きな古い車を直して利用している方もいると思いますが、この360ccの車をこうして乗って、しかもナンバーを見ると品川ナンバーだ。東京から200kmはあろうか、この信州の高原まで走ってきてることに感動した。エールを送りたいよ。
その後、私は先に駐車場を出て、観光地用の写真撮影を撮るため、所々で止まり、その後ビーナスラインの駐車場に来たら、またこのN360が止まって景観を楽しんでいるのではなか。
無事、信州のビーナスラインを越えているのを確認したよ。
この車、走っている方が本当に不思議なくらいだ。現代の様に技術もすすんでいない時代の車だから故障とか消耗も多く、殆どが使用できなくなり廃車になっているのではないかと思う。
トップの写真でボンネットが少し開いているのは、オーバーヒートになっているエンジンを早く冷やすために少し開けてあるものです。