昨日もテレビで高齢者の自動車運転で明らかに、ブレーキとアクセルを間違えて建物に飛び込んでしまったというニュースが放映されていた。
私も以前一度目の前でそういう事故を目撃したことがあります。 衝突したときはものすごい音がしました。
高齢者の方がブレーキとアクセルと間違えて、スーパーマーケットに飛び込んだ事故でした。
これからは自動的にブレーキを踏んでくれる自動車がどんどん出てくるでしょうから、 こういう事故は相当に減ると思いますが しかしまだまだ 全部がそういう車ではありません。
これからは高齢者の車には自動停止装置が義務的に付けられるかもしれませんね。
この原因は単純にブレーキとアクセルの間違いなのですが、 これは無意識のうちに ブレーキを踏んだつもりが アクセルを踏んでしまい 停止するはずの車が前に進行してしまうので 余計に慌ててブアクセルを踏み込んでしまうと言うことなんですね。
この内容は誰しも知ってるところであります。
この事故は 高齢者で多いということなのですが、 私の知り合いが若い時に同じような事故を起こしています。
必ずしも高齢者というわけではなく 若い人でも慌てるとあるということです。
若い人の方が当然その確率は低いわけですから、 人は年をとるに従ってそういった感覚が悪くなり増える。
悪くなるという表現より 初心者に戻ってしまう ということではないでしょうか。
例えば高齢者になると 車を運転すると 感覚が鈍くなり バックした時に うまく白線に停止できないとか ちょっとしたカーブで 車をこすってしまうとかですよね。
この症状は 車の全くの超初心者と症状と同じです。
車の運転感覚がまだ備わっていない状態なんです。 これと全く同じ状態なんですよね。
車の運転の初心者には訓練が必要です。ですから高齢者の場合も初心者になっていると考えると、常日頃に訓練が必要ということになっています。
そこで自動車教習所が必要になるわけですが、
自動車教習所に通っても またすぐ忘れてしまうので無意味になってしまいます。
問題なのは初心者に戻っているアクセルとブレーキの感覚問題なんです。
多分自動車運転の初心者だとしたらブレーキとアクセルの勝手が分からないことが多いと思います。 だから間違ってブレーキを踏むはずがアクセルを踏んでしまうというケースもあると思います。
この時の訓練というのは アクセルを軽く踏んだ状態で、危険を想定してブレーキを踏むという動作を何回も何回も繰り返し練習するんです。
アクセルの上に足を乗せておいて、 自分の車の前に車が飛び出してきたとか人が飛び出してきたとかという事故になる可能性を想定をしてブレーキを何回も踏む練習をするんですよね。
アクセルを軽く踏んで、 そして危険を想定してブレーキを踏む。
できれば路上でないところで ちょっと車を走らせてブレーキを踏んで止まる ちょっと走らせてブレーキを踏んで止まるという訓練をするんです。
高齢者の方は路上に出て車を運転する前にこの訓練を 自分で何回か繰り返すことによってその日の運転のアクセルとブレーキの間違えが 相当な割合で改善されるはずです。
車の運転は長年運転をしてる人は慣れていますから 全く気にはならないでしょうが、高齢者は例えば駐車場から出るとか時なども、何回か車が止めることを想定してブレーキを 何回か踏むという予備運動をしてから出発すると違ってくるはずです。
こうしたことによって確実にゼロにはならないでしょうけど危ないと思った時にアクセルではなくブレーキを踏むという感覚が少しでも身に付いてると絶対に効果は出てくるはずです。
高齢者の車には10回ほどブレーキをしっかり踏まないと(ブレーキの位置と感覚を確認するために)車が発進できない装置が付いていると効果は絶大かも知れませんね。
例えば野球のバッターも球を打つイメージをして素振りをしますよね、 テニスの選手もそうです。 またゴルファーもそうです。 物事をする前には必ず予備的な運動をしているはずです。 これによってより確実になる度合いが増すんですよね。 車の運転も同じように ブレーキ操作というのは 運転する前に何回か踏んで 運転にのぞむとブレーキとアクセル間違い踏みが無くなるのが期待できます。
高齢者で車の運転で少しでも危ないと思ったら免許証は返納しましょう。 乗らないことが一番です。