【コンピューターのトラブル対策:電源を入れた時にしばらく大きな音がする】一般的に寒い朝などパソコンに電源を入れた時、ゴーと言った大きな音がすることがある。 その原因と対策。 大変な事になる!

冬になってくると特に寒い地方では、朝パソコンに電源を入れた時に、ゴーと音がすることがあります。 しかししばらくするとその音は止まりいつもの通常通りになります。


原因はパソコン内の温度を感知していると、パソコン本体の温度差が大きいために冷却ファンが起動するらしいです。
しかし温度が低いために、その冷却ファンのモーターの軸受け油などが固まり、軸が回転する時に油が回らず大きな音が出るものと思います。
結論的にはこの音が出るということは良くないです。 これはその冷却ファンの寿命を著しく短くしてしまうのでできるだけ避けた方がいい。 大変な事になります。

ディスクトップ冷却ファンの一例

この音がする場合は速やかにパソコンを止め冷却ファンの動作を止める事をしなければいけません。
コンピューターは内部の温度と外部の温度の差が出ると、コンピューター内部の温度が著しく上がったものと判断して冷却ファンを回転させます。
(実際は部屋の温度は低いのに)
通常時でもこのような音がする場合は、冷却ファンの故障が考えられますので至急に交換するのが良いと思いますが、 寒い朝などに発生する場合は常温になれば問題がないということですので交換の必要はありません。

場合によっては冷却ファン自体が不良になりかけてきているということもありますので、交換するのは賢明かもしれませんが、ご利用する環境、使用した冷却ファンによっては交換しても同じ現象が起こることがあります。
できるだけお金のかからない最良策はまず部屋の温度を上げることです。 寒冷地地方で朝パソコンのある部屋の温度が相当に下がっている部屋の場合は、パソコンのケースの温度もちょっとの暖房では上がりませんので、パソコンを稼働させる一時間くらい前から暖房のストーブなどをつけて部屋を暖めることが一番だと思います。
当たり前のことなのですが、なかなかこの忙しい世の中ではそうも言っていられなく、音が出るので困ったななんて言うか方が多いと言うのが事実です。
私の様に信州の非常に寒い地方に住んでいる者は良くあります。 特に外気温はマイナス10を割って来た朝などはオフィスの温度も0度くらいになっているので。
暖房にタイマーセットをしてパソコン電源を入れる前1時間前には部屋の暖房スタートです。


また、突貫的に仕事しなければならない場合は、ドライヤの温風でパソコンの冷却ファンの軸あたりを少し温めれば良いかもしれませんが、私はやった事がありません。 もし後日それをする機会がありましたらレポートします。

追記

今一つの対策方法は、次の日の朝相当寒いと予想される場合はコンピューターの電源を切らないことです。もちろんスリーブにもしないことです。

コンピューターの設定を時間でスリーブになるとか電源がオフになるという設定は全部外して、常に動いている状態にして、作業を終了したらインターネットの回線切断をして、モニターのスイッチを切っておく。

そうすると一晩中コンピューターは電源が切れませんので、こういったファンから音が出るということはなくなります。

ま多少電気料がかかりますが、どちらを選ぶかはその人の考え方でしょう。