長野県の茅野市、八ヶ岳の山麓に350年以上の歴史をもつお寺がある。
そのお寺が、近隣の檀家様のためのお寺ですが、秋には楓が他の地方にはない真っ赤で、最近その時期には訪れる方が多い。
そんな長円寺ですが、紅葉シーズンでない時期に訪れると静かなものですが、そこには百体観音と言って、たくさんの石仏の観音様が立ち並んでいる。
江戸時代、信仰の深かった時代、多くの人は日本全国にあるお寺を巡礼する事により、災難から救われると言われて巡礼する方が多かったようですが、それでは大変なのでこの地方の方々が、この長円寺の参道にそれぞれの石仏を建たようです。
それを各地方の観音様として祀り、ここ長円寺にきて、百体観音を拝むことにより、各所のお寺を巡礼したことと同じなると信じ、この地方の方々が訪れた様です。
しかし、これは地元方のみのものであり、あまり広くは宣伝されずひっそりと、祀わられていたようです。
もともとは参道に並んでいたようですが、なにかの理由でこうして池を囲むように移転され、現在に至っているようです。
ここの池のほとりに立ち、この観音様たちにお願いをしたら、受験に受かったとか、子供が授かったとか、結婚できたとか言う話がたまに聞ける事から、時折お願いくる方もいるようです。
確かに百体近い観音様が並んでいると、一挙にお願いができて、効力も倍増かも知れませんね。
特に紅葉のシーズン(11月10日頃・年により前後します)は地元の方は本当に綺麗なので訪れますが、最近では遠方から見にくる方も多くなっています。
長円寺は限られた駐車場しかありませんので、混んでいる時は車が止められません。
つい、先日その長円寺に行ってきました。スマホで緑の楓の写真を撮ってきましたのでご覧ください。
紅葉のシーズの長円はこちをご覧ください。