【集中豪雨による大水害について昔の人の知恵】平成30年7月に中国地方で想定外の降雨量により大災害が発生しました。昔の人の知恵を考える。





この内容はニュースで大々的に報道されましたので皆さんご存知のことと思います。

私の住んでいるところは田舎ですが、しかしこういった災害はどこでも発生することであり、今後はそう言う被害に合わないように考えなければならないことは重要です。

私の住んでいる田舎の昔からの集落を見ると、今回水害があったような沢、川の近くには集落はなく、離れた少しの高台にある。

こういった集落の地形を観察してみると、大量の雨が降って水が流れても集落にはあまりその被害が及ばないようなところにできてるのだ。

昔の人達はそういった知恵があり、そういうことを考えてそういう場所に集落を作ったんでしょうね。

あちらこちらの集落を眺めて見るとそういうところが多い。

時代が進んで土地もなくなってきたということもあるんでしょうけれども、そういうところから外れて川の近く、大雨が降ったらここは水が必ず溢れるだろうなというところの人家は新しくなった時代にできたところだ。




人口が増えてきたということもあり、そういったところに家を作るということになったのでしょうけれども、やっぱりこういう災害を見ていると、昔の人の知恵のように、必ず大水ということを想定をして家を建てるということが必要ですね。

昔、あるおじいさんが言っていました。

大きな川沿いには家を作ってはいけない。水は必要だけど魔物だよ!と。

今になって考えてみると水害によって家が流されてしまえば財産がなくなります。また人が亡くなると幸せもなくなります。そんなことを言ったんでしょうね。

周りを見渡せば綺麗な山が見えます、これらの山はみんなこう言った豪雨などで崩れて今のような綺麗な形になっているのだと思います。

ですから当然長い年月で山が崩れるのが当たり前ですから、基本的には山の近くには家は作らないことが重要です。

もちろん今回のような大きな被害が発生しますので、大きな川沿いにも家は作ってはいけない。

そして家も作るのであれば少し高台。

高台と言っても山の斜面はだめ、地震でいつ崩れ落ちるかも知れないので。

最近は想定外と言われる自然災害が多く発生してきていますから、なおさらにいろいろな条件を考えて安全に住むところを考えなければいけません。

いままでそんなことは無かったから、なんて事は通らない時代になりましたね。